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【短信】アメリカObamacare の命運を巡る議論 [Social Policy]

アメリカで医療保険制度に加入していない多くのアメリカ人を医療保険制度に加入させようとする医療保険制度改革 Obamacare=The Patient Protection and Affordable Care Act については,アメリカ連邦最高裁判所の違憲・合憲判断が2週間以内には下されるはずですが,本来なら,Obama の再選に決定的に不利な高い失業率8.2%が,このObamacare を救う可能性が指摘されています.

それは,これだけ失業率が高いと,現行制度では,失業した人は企業を通じて加入していた医療保険を失うことになるのですが,もし,Obamacare が合憲だとすると,失業しても医療保険を失わなくても済むことになり,多くの失業者にとっては大きな救済制度になるという議論が高まっていることです.

もし連邦最高裁がこうした世論に耳を傾けるとすれば,Obamacare に合憲判断をするのではないかという見方が出てきているのです.

一般論では個人の自由を保障したアメリカ憲法からすれば違憲という見方が強いのですが, 連邦最高裁が,もし,Obamacare に社会的要請ありと判断すれば,20世紀30年代の大恐慌時代に,Social Security Act を合憲としたのに匹敵する画期的な社会的合理性からの判断をする可能性が高まっているのではないかという希望的観測が,出てきているようです.
そうすれば,現在の連邦最高裁は,アメリカ憲法史上に名を残すことにもなるではないかというのです.

いずれにしても,その判断は2週間以内には下されるはずです.


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